ひつじ色な日々

野山に囲まれ羊と暮らす
おひさま屋のつれづれよろずや日記
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# 日常に当たり前に存在する大麻
昨日の続き


浅草に或るアミューズミュージアムに行きました。
布文化と浮世絵の美術館


久しぶりの雷門を通過し浅草寺へ
観光客や修学旅行生の多いこと!





そのすぐわきにある美術館です
一見ただのお土産屋さんで入り口めっちゃわかりずらかった







展示されているものはほんと素晴らしかったです!!!
消費文明の対極にある圧倒的な布文化!
美しさ!
根気良さ!
ボロ布の中に醸し出される苦しみや楽しみや慈しみ、歓び、祈り、そして暮らし



いろ〜〜〜〜んな想いの詰まった
仕事着や晴れ着、お布団、刺し子や津軽こぎん。



働く日の多かった昔の女性は
晴れ着は地味でも仕事着は派手なものを好み、
美しいが作り出されていた
と、民俗学者の柳田國男は強調されているそうですが




津軽こぎん刺しはまさに、それ!
木綿の育たない寒い地方では
夏場に一気に3メートルにも育つ大麻はどこでも育てられ
丈夫なのその繊維は主に仕事着になっていたそうな。




しかし、冬の過酷な寒さから身を守るため
布を重ね合わせ
木綿の糸でほとんど織りに近い刺し子=菱刺しとか、こぎん刺しと言われる
装飾兼、実用的な丈夫な衣服を作り上げていた











一着の着物を何代にも渡って着ることは当たり前で
つぎあてや荒い布を重ねて刺し子で補強し、それでも使えなくなった着物は
細くさいて新しい布を織ったそうな。


驚くほどのリユース・リサイクル!



なかでも目をひいたのはこれ








ボドと言われる布



布団のようなものですね。
けど、お産のトキにも使われる大切な布なんですって!



その昔、天井や梁からつるされたひもを握っての「座産」
祖父母や父母が使い古した着物を


何枚も
何代も
重ねて刺し子してある布の上でお産する




子どもはひとりの力でで生まれてくるのではない
何人もの死と誕生があり
家族の絆がきっと守ってくれるとの祈りをこめた布であったということです。



すごいね!
きっとつらい日々にも負けない根性がこうやって育まれていっていたんですね。




あとは、
ドンジャ
」と呼ばれる、投げると立つぐらい!!!
重たい着物のような形の分厚い布団?が圧巻でした。
ほんと分厚くて、何が入っているかと思いきや、
布がぎっしり、あとは、大麻のくずがおしつめられてありました。



大麻=ヘンプの繊維は、
神社の注連縄などにも使われていて、魔除けのような役割もあり、
現代でいえば、電磁波を通さない、身を守るもの。
人が死ぬ時も麻の着物を着せていた。
死での旅路を守ってくれるものでもあったのですね。







あまけに




黒澤明監督の「夢」という映画
昔から大好きなんですが。
その最後のシーンで出てくる桃源郷みたいな村の


お葬式のシーン



ほんと、大好きで、あの雰囲気と衣装と、思想。
わすれられないシーンなんですが、
あの衣装が展示されていました!











あれこそが、こぎん刺しですね!


昭和とか大正の時代に入ってウールの糸が登場し、
各段色も花やぎ美しくより装飾的になったこぎん刺しです。

まったく、映画を見ていたときには気が付きもしませんでしたが。


くらしの中にある こぎん 、とっても素敵です。
あのボロ布にキュンハート
としてしまう私はやっぱちょっと変わってるのかもな(笑)







今住んでいる島根の山奥でも
今80代のおばあちゃんが子どものころには普通に
畑で大麻は栽培され
繊維は暮らしのいろんなシーンで使われ
秋にはお祭りの時に麻の実を使った
「おまんずし」
と呼ばれるお寿司を作っていたそうです。



ダイズでつくったおからと、麻の実でお寿司を作っていたんだって。



そもそも、旧暦の10月15日ってのは、11月も後半ですね
(お宮のお祭りは昔から10月15日だったそうです)
しかも。
きっと昔はみんな貧しくて
お祭りのときもそんなし白いご飯でお寿司を作れるほど
お米もなかったのかな・・・
なんて、思ってみたりして。




貴重な蛋白源だった麻の実のおまん寿司
たべてみたいなぁ

















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